
オリーブオイルとは 
オリーブオイルは、「オリーブの果実から採れる植物油」です。
大豆、菜種、ゴマなど、植物油のほとんどが種子から採った油であるのに対し、オリーブ樹( Olea europaea sativa. Hoffm.Et Link )の果実から油を採ることにより、果実の持っている栄養素がそのまま油の中に含まれています。
採油工程において、原料処理や溶剤使用はもちろん、加熱処理等も一切行っていません。販売にあたり製法・品質によって呼び名が変わり区別されています。
オリーブオイルに表記されている「酸度」とは、油が分離してできる遊離脂肪酸の割合を示した指標で、その値が低いほど良いとされています。
国際オリーブ理事会によるオリーブオイルの基準
特に温度面においてオイルが変質しない条件下で、機械やその他の物理的な方法だけで採取したもの。洗浄、デカンテイション(沈殿物を容器の底の方に 沈ませたあと、容器を静かに傾けて上澄み液だけを流しだす操作)、遠心分離、及び、ろ過以外のいかなる処理も加えない。品質の高い順に「バージンオリーブオイル」「精製オリーブオイル」「オリーブオイル」「オリーブポマスオイル」の4種類に分けられる。
※国際オリーブ理事会とは
国際オリーブ理事会にはEU各国、エジプト、イスラエルなど計39カ国が加盟しています。
加盟国全体で、全世界のオリーブ製品生産量の95%を占めています。
オリーブオイルの種類 
1. 「バージンオリーブオイル」
エキストラバージンオリーブオイル |
素晴らしい風味や酸度の低さとともに、トップクラスのオリーブオイル。 (酸度 0.8% 以下) |
バージンオリーブオイル |
製造および販売段階では「ファイン」と称してもよい。エキストラには劣るが充分な風味を持つ。(酸度 2% 以下) |
オーディナリーバージンオリーブオイル |
ファインと同様、辛みや苦みがやや強く、エキストラほどレベルは高くないがフルーティーで充分バージンオイルとして使える。(酸度 3.3% 以下) |
ランパンテバージンオリーブオイル |
そのままの状態では消費に適さないオリーブオイル。このオイルは精製されるか特殊用途に充てられる。 酸度3.3%を超えるもの、または酸度3.3%以下であっても香りや味に欠陥があればここに含まれる。 |
2. 「精製オリーブオイル」
酸度が高すぎたり香りや味に欠陥があるものを精製して、「遊離脂肪酸」や「欠陥」を除去する。このような無色・無味・無臭のオイルを精製オリーブオイルと呼ぶ。(酸度0.3%以下)
3. 「オリーブオイル」
精製オリーブオイルとバージンをブレンドしたもの。(酸度1.0%以下)
4. 「オリーブポマスオイル」
オリーブの採油カス(ポマス)を溶剤で処理したオイルを指す。「オリーブオイル」と表示してはならない。(酸度1.5%以下)

商品ラインナップ 
オリーブアイランドでは、「国産手摘み100% 最高級エキストラバージンオリーブオイル」「選りすぐりの海外産オリーブを使用したエキストラバージンオリーブオイル」の2タイプをご用意しています。様々な風味と香りをお楽しみ頂ける豊富な商品ラインナップで、日々のお料理の「健康オイル」としてのみならず、その品質の高さから大切な方への「ギフト」としても大変喜ばれております。